【邦楽ロック】心に突き刺さる邦ロックバンドの名言まとめ(BUMP OF CHICKEN|[Alexandros]|RADWIMPS)

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<2018年5月12日更新>

人生に悩んだり、生き方を迷った時、僕の背中を押してくれたのは音楽でした。その楽曲はもちろんですが、ロックシンガー達は様々な名言を残しています。

今日は僕が心を打たれた邦ロックバンドの名言を紹介していきます。

 BUMP OF CHICKEN

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千葉県出身、4人組ロックバンド。詩的な深い歌詞と疾走感溢れるバンドサウンドは若者を中心に多くの支持を集め、昨年2015年には紅白歌合戦への出場を果たし、各種メディアにおいても幅広い活躍を見せている。代表曲は『天体観測(2001)』『ray(2014)』など。

ボクシングって勝った方が腕を上げるじゃないですか。でも天秤は負けた(軽い)方が上がるんですよ。それっておもしれぇなぁって思って。

勝ち負けについて。『勝ち組』だとか『負け組』なんて表現は大嫌いなのだが、実際に勝った人が必ず”上”に立てるのだろうか。僕はそうじゃないと思う。例えば、いじめられている少年は、その時には”負け”ているのかもしれない。しかし、そんな中で必死で勉強して夢を掴み取ったり、逃げた先のフィールドで大成功することだってある。世の成功者のインタビューを聞くと、小さい時はいじめられっ子だった、なんてエピソードは良く出てくるものである。なにが「勝ち」で、なにが「負け」なんだろうか。 

素晴らしい夢ほど笑われるものです。もし他人に自分の夢を笑われたら「あぁ、自分の夢は素晴らしいのだ」と誇って下さい。
かなうかどうかはわかんないけど,努力はできんじゃん。
『うわ、眩しい。すっげぇ眩しいんだけどさ、消えてくんない?』と思うくらい眩しいのが夢だと思うし、『いや、あれを見てないと俺の生きてる意味がないとか、存在自体が怪しくなってくる。だから俺は目がつぶれてもいいから、あれを見るぞ』っつうのが夢を見てる人だと思うし、夢を見てる人ってそんぐらいかっこいい人だと思うし、そんぐらい覚悟してる人だと思うし、そんぐらいリスクを背負ってる人だと思う。

夢について。叶うかわかんないけど、努力はできる

僕の人生の指針になっている言葉でもある。才能だけで生きてきた人間、抜群のコミュニケーション力で楽々と世渡りできる人間。こんな奴に敵わねえよ、って努力を諦めようとした時も沢山あったが、そのたびにこの言葉を思い出して歯を食いしばってきた。確かに努力は必要条件であって、十分条件ではない。でも弱音を吐くのは限界まで努力した後にしよう。

限界を越えることは絶対できないと思うんです。
越えられないから限界と書くわけで。でも越えるから不思議なんです

部活だったり、受験勉強だったり、資格試験だったり、なんでもいいから限界まで頑張ってみたら、意外と最初思ってた限界なんて超えられるものです。

「笑われるくらいの素晴らしい夢」を持って、限界まで努力してみよう。

[Alexandros]

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2016年最もブレイクしたバンドといっても過言ではない。[Alexandros]は2010年に現メンバーで始動した4人組ロックバンドである。Vo.川上洋平はシリアからの帰国子女であり、シリア訛りの英語を巧みに操る。その卓越したメロディセンスやオシャレ感は多くの若者の支持を得ている。2014年3月28日にバンド名をこれまでの[Champagne]から[Alexandros]へと改名する事を発表した。理由はシャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(C.I.V.C.)日本支局からの要請を受けたことによる。代表曲は「ワタリドリ(2015)」「ムーンソング(2016)」

「武道館おめでとう!」っていう祝福よりも「おいおい、シャンペイン。まだそんなとこでくすぶってんのかよ。デカイ事言ってんだったらもっとやれ!」ぐらいの事を煽って欲しい。少なくとも俺達は自分達に対してそう言っている。
「ビートルズを超えようと努力しないのなら、それはただの趣味だ」

メンバーは「世界一」になることを公言しており、その目標の高さや信念には驚かされる。「世界一(具体的にはイギリスのグラストンベリー・フェスにおいてヘッドライナーを務めること)」になることが目標なのだから、武道館ワンマンやフェスでの大トリ程度は通過点に過ぎないと思っている。彼らは、揺るがない目標・夢を持ち、その為に本気で音楽に向かい合っているこれまで数々の挫折や困難に遭遇してきたはずだが、彼等は揺るがない目標を見据えて、乗り越えてきた。そうした姿勢は参考にするべき点が多いだろう。

会社勤めの時にお客さんからのクレームは貴重だった。そういう所から改善やモチベーション向上に繋げれるからだ。そして絶対に曲げられない自分達の持ち味も明確する事が出来るしね。
大学を選ぶ時も、親とかには「将来は商社マンになりたい」とか嘘を言いながら、実際はミュージシャンとかバンドやってる人が多い青学(青山学院大学)を第一志望で目指して。

将来の揺るぎない目標を見据えて、そこに向けてあらゆる試練も困難も糧にしていく。僕もそんな生き方ができるようになりたい。 

RADWIMPS

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映画「君の名は。」のヒットにより、今年の紅白歌合戦出場も決めた。RADWIMPSは2016年最も大衆に知られた4人組ロックバンドだ。哲学的な歌詞と豊かな表現力が持ち味で、生と死や愛、社会に対する違和感などをテーマに多数の楽曲を創っている。あまり地上波に出演することはないが、20代を中心に多くの支持を得ている。

これから必要なものは、まず、誰のせいにもできない絶対的な意志だと思います。「誰かがこうって言ってたから」じゃなくて、自分だけの絶対的な意志。(中略)
今まではマジョリティに流れるほうが正解だったと思うんです。「こっちのほうを選ぶ人が多いから」という判断基準が大きな意味を持っていた。でも、これから、その正解は正解で無くなっていくと思うし、僕はそれでいいと思っています。
〝僕がもし結婚するとしたら、それは「一緒に幸せになれる人」じゃない。
「一緒に不幸にもなれる人」だと思う。〟

これまでの社会ではマジョリティに流されることは「安心」であり、「みんながやっているから」同じことをすれば幸せな人生が送れてきた。高度成長の中で、男性は家庭を顧みず仕事に専念する。女性は家庭でしっかりと家事をこなして子育てをする。そうしたある種の”幸せ像”はもはや現代では虚構である。

生き方は多様化し、「成功」や「幸せ」の定義は人それぞれになってきた。

これからの社会では、それぞれが、それぞれの幸せを追求し、「人と違うこと」こそが価値を生む時代になるのかもしれない。

人から笑われるくらいの揺らがない信念・夢を持ち、それぞれの幸せに向けて生きていこう

3組のバンドの名言を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

楽曲だけでなく、こうしたメンバーの名言を集めてみることで、楽曲に反映された彼らの想いや信念が伝わってきますね。

人から笑われても、馬鹿にされても、自分だけの夢や信念を持って人生を歩んでいくことが、それぞれの幸せに繋がるのではないでしょうか?少なくとも彼らはそれを実践し、スポットライトを浴びる立場までやってきました。

僕たちも彼らの名言を胸に、日々を生き抜いていきましょう。

機会があればまたロックバンドの名言についてまとめてみたいと思います。