僕は定期的に「なんかやる気出ないな…」って時期が訪れることがあります。
特に体調が悪いわけでも、嫌なことがあったわけでも、ストレスが溜まってる自覚があるわけでもないのに、なぜかやる気が出ない。
仕事中にぼーーーーっとしてしまったり、
帰宅してからもだらーーーーっとテレビ見たり、
やるべきことがあるのにやらない、いや、正確に言うとやれないのです。
将来やりたいことがあって、そのためにいま努力しないといけない。
それが頭では分かってるのに、どうにもこうにもモチベーションが湧かない。
甘えと言ってしまえばそこまでなんですが、
そんな時期、辛いですよね。
今日はそんなスランプに陥った時期に僕がいつも参考にしているF太さんのTweetを紹介します。
F太さんって?
F太さんは、なぜか「フォローしとくと運が良くなる」Twitterアカウント「ひらめきメモ」の中の人です。Tweetのジャンルは集中力やモチベーション管理、心理学から人間関係と幅広く、読むとふわっと心が軽くなるTweetをしている方です。
「やらなきゃいけないこと」は勝手に増えてって自分の生活をぱんぱんにしていくのに、自分からもどんどん「やらなきゃいけないこと」を増やしまくってない?仕事のための仕事とか増やしてない?生活を充実させるために生活削ってない?無駄な人間関係維持するために、大切な人間関係削ってない?
— F太 (@fta7) 2014年8月9日
自分の頭の中だけで『変わろう』と思ってもそれは全く効果がない。だってそれはいつもの習慣の一つだから。定期的に訪れる『変わりたいと思う気分の日』にすぎないから。その気持ちも含めて、いつも通りだから。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月21日
例えばこんなTweetです。
僕もF太さんのTweetから、はっとさせられることが多く、自分の生き方・思考のクセや歪みに気づかされます。
そんなF太さんは2015年にTwitterアカウント「ひらめきメモ」の内容をまとめた本を出版されています。それがこちらの本。
そしてAmazonの著者紹介欄では以下のようにプロフィールが公開されています。
F太(エフタ)30代。公認会計士の勉強をしていた頃、思うように勉強が進まない不安や、試験に落ち挫折していた苦しみの中で、自分自身を奮い立たせるように言葉を綴り、twitterでF太(@fta7)のアカウントで発信し続けていたところ、評判に。2015年5月現在、フォロワー数、約8万人。過去のツイートを厳選した「ひらめきメモ」のフォロワーは、約19万人にものぼる。(Amazonより)
いずれのTweetもF太さんの上手くいかなかった経験や悩みから来ているのですね。それにしても、ここまで自己や周囲の環境を客観的に捉えて言語化できる能力は本当にすごいですね。
僕も落ち込んだとき、仕事や生活が上手くいかないとき、モチベーションが上がらないとき、なんとなく不調な時、いつもF太さんのTweetを見て元気をもらっています。
今日は僕が「なんかやる気出ないな…」って五月病に襲われているので、やる気が出ない時に何度も読み返したいF太さんのTweetをまとめてみました。
やる気が出ないときにオススメしたい名言たち
「怠けているように見えても、実は疲れ切っている場合が多いのだ。」自分のことを怠け者って思っている人も、実は有限な意志力をうまく配分できていないだけかもしれない。真面目だから、仕事とかやらされていることにすべての意志力を使い切って、自分のことに使えていないのかもしれない。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月22日
「頭ぐちゃぐちゃだけど動く勇気」の助けになるのが、「考えていない時にこそ活性化する脳の領域がある」っていう、最近の脳神経科学の研究結果。考えない方が答えが出る確率が上がるんだって考えれば、思考を止めて身体を動かす勇気を後押ししてくれる。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月22日
「やる気を出すにはどうしたらいいか」考える時間があったら、「今あるやる気で何が出来るか」を考えて、それを実践した方が、何倍も時間の節約になるよ。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月22日
自分で「今日はこれやろー」って決めたことを、なんかめんどくさくなってきてやりたくなくなってきたら、なんとなくそのまんまフェートアウトしてやらずに終わらしちゃうんじゃなくて、今のテンションでも出来るくらいのレベルまでハードル下げまくってとにかく「やった」という結果を残し続けると良い
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月23日
ころんだことがあるから起き上がる方法を知っているし、ころばない方法を人に教えてあげることができる。ころんだことがない人は、起き上がる方法を知らずに、いつしかころぶことそのものが恐怖になっていく。その恐怖に縛られてしまう。その恐怖をほどいてあげられるのも、ころんだことがある人だ。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月24日
ぐるぐる同じ思考を繰り返しているときは、その考えを書き留めるといい。書くことで思考が文章になり、まとまりができ、少しスッキリする。すると同じことを考えなくなる。相変わらず思考は止まらないかもしれないけど、さっきまでとは少し違う思考になっているはず。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月24日
今日1日を、理想の1日と比べてみてください。 …って言われて、 まず先に「足りなかったこと、できなかったこと」を思い浮かべるまえに。 まず先に「理想に一番近かったこと、うまくいったこと」を思い浮かべる。 明日もこうありたいな、と思えることを、思い浮かべる。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月24日
しんどいときは、「今のこの時期を将来、人に話したりするときに、自分はなんて説明するだろうか」って妄想する。あのときは大変だったーとか、でも勉強になったーとか色々な解釈の仕方があると思うけど、でも、そうやって話している自分の顔はきっと笑顔だと思うんだよね。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月24日
自分の知っていることじゃなくて、自分の実践していることを言葉にしよう。人の言葉がありきたりで分かりきったことのようにばかり思えてしまう時期というのは、思考だけで行動が伴っていないとき。だから、誰かの経験に基づく一言に心が動かない。自分がぜんぜん動いていないからだ。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月25日
ひらめきメモ:イライラしたり悲しかったり、機嫌が悪い時は、その原因を出来事のせいにしがちだが、「昨日何食べたか」を思い出してみると、意外と昨日食べた夕飯が脂っこかっただけだったりする。感情は、思っている以上に体調との関係が深い。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月25日
いま上がり調子とか下がり調子とかいうのを決めてるのって自分自身。だから、『今の自分は上がり調子なんだ』って思い込めれば、不調から脱出できる。好きな本を持ち歩いて朝、必ず目を通すとか、すっごい簡単な習慣を始めるとか。なにか小さな『回復の兆候』をつくってあげる。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月25日
何となく不安だーとか、最近やる気でないーって時は、飲み水を変えてみるとか、少し高い野菜や肉にしてみるとか、寝具のグレードをアップさせてみるとかの対策を取るといい。自分を物質レベルで変えるって意味もあるけど、不安ややる気の原因をこね回してドツボにはまるのを防げるのが実は一番の効能。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月25日
人間の残念な行動は、ほとんどが衝動のせい。衝動は瞬発力はあるが、持続力はない。なので時間をおけば、衝動は自然と消滅する。まずは「あ、今衝動に従いそうになっている」ということに気づく必要がある。「衝動に気づく」のがステップ1。「気づいて、ちょっと先延ばしする」のがステップ2。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月25日
めんどくさかったら後回しにして良い。その代わり、5秒で出来る準備だけでも良いから、考えて、それを実行してから後回しにする。これを繰り返してると、自然とその作業に取り組む心理的なハードルが下がり、中途半端な状態を解消したい欲求も高まり、取り組みやすくなる#有益なことをつぶやこう
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
最も有害な勘違いのひとつは「やろうと思っているんだけどできない事は、やろうと思えばできる」という思い込み。それはできる事じゃない。できない事だ。できない事をやろうとするから時間を浪費する。だからできるレベルに細切れにしなくてはならない。何ならできるのか。常に考え続けなきゃならない
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
「これを辞めれば全てが上手くいく」とか「これを辞めないと全てがダメになる」とか、何か悪い習慣を辞めようと思った時にこれらの考え方は実は逆効果。人間は同じ体温を保とうとする恒温動物だから、急激な変化を嫌う。それは良いも悪いも区別が無い。大きな変化を求めてはいけないのだ。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
繰り返しくりかえし考えている「ループ思考」に気をつける。それは思考のクセだから。ループ思考に落ちいってるとき、自分は何かから逃げている。本当に考えなくちゃいけないのは、その思考の外側にある。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
やらなきゃいけないことを思いだしたり思いついたりはするんだけど、それをまぁいいや、あとで、って感じで先延ばししまくっているときは特に注意が必要だ。おもいついたらせめて10秒だけでも作業をしよう。最初に何をすべきか考えを巡らせるだけでもいい。とにかく「あとで」グセの侵入を阻もう。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
だから自信をつけようと思ったらやっぱり根拠を沢山用意するしかない。でもそれは「成功体験の量」じゃない。失敗体験の方が重要だったりする。「失敗したけどわりと平気だった」っていう経験の量のほうがけっこうだいじ。
— ひらめきメモ (@shh7) 2017年4月26日
まとめ
どれも深い言葉たちばかりで、はっとさせられます。
僕も絶賛5月病中ですが、「今あるやる気で何ができるか」を考えて、明日から気分新たに頑張っていきたいと思います。
こちらの本もオススメですので是非ご一読を!
コメントを残す