ネット通販でモノを買うのが当たり前になってきた現代ですが、その最大手とも言えるのがAmazon.comです。ワンクリックで翌日には自宅に届く、という夢のようなサービスは多くの人から支持を受け、近年では通販に留まらず、映画配信・音楽配信など様々なサービスを提供しています。
例えば最近では、この「Amazonダッシュボタン」
頻繁に注文するアイテムのボタンを設置しておき、そのアイテムが無くなったらボタンを押すだけで翌日にAmazonから配送されてくる、という魔法のようなサービスです。

▲洗剤が無くなったらボタンを押すだけで配送される
しかもこのボタン代は実質無料!すごいサービスですよね。
僕も8年ほど前からAmazonには登録しており、日常飲むミネラルウォーターから、筋トレ用のプロテイン、電子ガジェットなど、様々な商品をAmazon経由で購入してきました。しかし、そんなAmazonヘビーユーザーの僕ですが、恥ずかしながら2016年になるまで「Amazonプライム会員」の存在を知りませんでした。
「有料会員?どうせ高い年会費取られるだけでしょ?」
そんなことを思っていた自分が馬鹿でした。
結論から言うと、プライム会員、めっちゃ良い。ようやく入会から1年ほど経ったので、本日はAmazonプライム会員のメリットとデメリットについてまとめていきます。
Amazonプライムめっちゃ良いよ!!って記事は溢れているので、あえて今回は公平にデメリットも書いていこうと思います。もう入会してるよ!って方はスルーしてください。
Amazonプライム会員の年会費
まずは気になるのが、お値段でしょう。僕も「年会費」ってシステムが苦手で、こういったサービスを毛嫌いしていました。だって、忘れてたり、サービスを使わなくても勝手に引き落としされていくんでしょ、怖くね?って感じ。
しかしAmazonプライム会員ではそんな心配は無用でした。
なぜなら、年会費が安いから。
お値段なんと、年間3,900円!!
年間ですよ、年間。月に直すと、月額325円
月300円ちょいなら、月にジュース2本分くらいなら
まあいいか、ってなりますよね。
ということで、僕も入会に際して費用面でのハードルは乗り越えることができました。
続いての判断基準は、このサービスが月額325円に見合うメリットがあるのかどうか、ということでしょう。次はそこを詳しく見ていきましょう。
Amazonプライム会員のメリット
①お急ぎ便・時間指定が使い放題
Amazonで商品を購入したら、できるだけ早く手元に届いてほしいですよね。
実店舗で購入する場合と比較して、ネット通販では注文してから届くまでのタイムラグがやはり気になってしまいます。
そんな時に便利なのがこのお急ぎ便。通常注文よりも格段に早く商品が手に入ります。
通常は360円の料金が掛かりますが、プライム会員なら無料!
さらに、せっかく荷物が届いたのに不在で受け取れなかった…。というケースもありますよね。再配達をお願いするのも面倒くさいし、手間が掛かります。
そんな時には時間指定が可能です。
こちらも通常360円の料金ですが、プライム会員なら無料!
実際これだけで元を取れる方も多いのではないでしょうか?
単純計算だと年に11回以上、時間指定で受け取っている方なら、間違いなくプライム会員になった方がオトクです。
②送料無料!!
通常、Amazonでは2,000円未満の商品には350円の送料が発生してしまいます。
この2,000円という金額がまた曲者です。僕は頻繁に本を買うのですが、大体1冊が高くても1,500円くらいだったりで、非常に中途半端です。
でも、プライム会員なら、送料が常に無料!!
これで送料の心配をすることもなく、心置きなく買い物できるようになりました。
本1冊からでも楽に購入できるのは大きな魅力ですね。
頻繁にAmazonを利用している方には送料無料は大きな特典と言えるでしょう。
ただし、これらのお急ぎ便・時間指定・送料無料のサービスは以下のプライムマークが付いている商品に限られるので、注意してください。

▲プライムマーク
大体の商品には付いているので僕は気にしていませんが、気になる方は自分が頻繁に購入する商品にプライムマークが付いているかどうかを確認してみてください。
③[映画]ドラマもアニメも映画も!Amazonプライムビデオが見放題

僕が最もオススメするサービスがこちら!その名もAmazonプライムビデオ。
映画、ドラマ、アニメなど様々な作品のストリーミングサービスです。
簡単に表現すると、Amazonにログインすると、
YouTubeのような感覚で、映画やドラマやアニメやお笑いが見放題!
最近話題のHuluのようなネットでの動画配信サービスです。
これさえあれば、暇な時間もすぐに映画で埋まってしまいます。
「自分は無趣味で…」なんて言ってる暇は無くなるでしょう。

▲Amazonプライムビデオ
こんな感じで、見たい作品をクリックするだけで映画などを見ることができます。
そのタイトル数は全部で20,000作品以上(2017年時点)!
タイトル数だけ単純に比較してしまうと、動画配信サービスがメインのHuluやdTVなどには負けてしまいますが、個人的にはサブサービスにも関わらずこれだけあったら十分です。
むしろHuluなどのサービスだとタイトル数が多くても年会費が1万円を超えていたりと、そんなにお金を出してまで映画沢山見たいわけじゃない…って思ってしまいます。
参考までに、プライムビデオで僕が見た中でオススメのタイトルを上げておきます。
◇洋画/海外ドラマ:
ショーシャンクの空に、プラダを着た悪魔、きっとうまくいく、イエスマン、フォレストガンプ、マイノリティーリポート、24など
◇邦画:
ビリギャル、船を編む、ヘルタースケルターなど
◇お笑い/バラエティー:
すべらない話、M-1グランプリ、探偵ナイトスクープなど
◇アニメ:
シュタインズ・ゲート、ガンダムSEED、鉄血のオルフェンスなど
結構有名どころの作品も揃っており、僕は十分満足できるタイトル内容です。日々更新もされていくので、これからの追加にも期待しましょう。
この値段(月額325円)で、これだけのタイトルの映画やドラマが見放題なのだから、Amazonプライムビデオのコストパフォーマンスは素晴らしいと言えるでしょう。
そもそもTSUTAYAやゲオだと、月に3枚もDVDを借りればすぐに325円を超えてしまうので、1ヶ月に3枚以上、映画を借りる人なら入会した方がお得ですね。さらに僕は友達と宅飲みする時なんかにも、お酒を飲みながらAmazonプライムビデオを流したりしています。
④[音楽]洋学邦楽合わせて100万曲!Amazonプライムミュージックが聴き放題
映画の次は音楽の聴き放題サービスです。
洋学邦楽問わず100万曲が聴き放題で無料、というのがまた凄い。

プライムミュージックのアプリをダウンロードすると、自分の端末に落としてオフラインでも再生が可能です。最新曲も結構あったりして、僕は作業用のBGMによく使っています。
そして、プライムミュージックには様々なプレイリストが用意されていて、気分に合わせて音楽を聴くことができます。ちなみに今はRADWIMPSの野外ライブのセットリストを聴きながらこの記事を書いています。
TSUTAYAで頻繁にCDを借りる人などはこのサービスだけでも元は取れるのではないでしょうか。
➄[読書]電子書籍Kindleが4,000円OFFで購入できる

実は僕はこれ目当てでプライム会員に入会したのです。入会と同時にKindle PaperWhiteを4,000円引きで購入しました。ちょうど当時は国内外での移動が多く、飛行機や新幹線でも快適に読書できるように電子書籍に手を出してみました。
4,000円OFFという値引きですが、
Amazonプライムの年会費が3,900円なので、
kindle買うなら実質1年分の年会費がタダです
無料体験期間も合わせると13カ月タダですね。

今では移動の際には必ずkindleを持ち歩いて、読書に励んでいます。
やっぱりkindleを持ち歩くようになってから読書が習慣になりました。これをゲットするためにプライム会員に入会するのもオススメです!

⑥kindleで月1冊無料で本が読める!
さて、そんなkindleですが、なんと月1冊無料で本を読むことができます。
Kindle PaperWhiteが4,000円引きで1万円くらいなので、1,000円の本を10カ月無料で読めば、実質kindleの本体代金もタダと考えられますね。
これは「kindleオーナーライブラリー」という名のサービスで、Amazonが指定したタイトルを月1冊無料で読めるサービスです。ただし、ポイントは「読める」というところで「無料で購入できる」わけではありません。
形態としてはレンタルに近く、次月に新しい本を無料で読みたければ、前月の本を返却してから新しい本を読むというスタイルですね。
無料本のタイトルとしてはこの辺りがオススメです。
これらの有名な本たちも月1冊は無料で読めるので、ぜひkindleの購入をオススメします。
⑦[タブレット]Fireタブレットも4,000円OFFで購入できる

電子書籍に興味ない、という方にはこちらがオススメ。
FireというAmazonの出しているタブレットが4,000円引きで購入できます。
先ほどのAmazonプライムビデオやAmazonプライムミュージックとも一緒に併用できますので、タブレットで寝転がりながら映画を見たり、音楽を聴いたりと、優雅な暮らしができるようになりそうですね!
特に1番安いモデルは割引を使うと4,000円台から手に入りますので、プライム会員入会を機にタブレットを購入してスマホと併用するのも良いですね!
⑧Amazonダッシュボタンが使える!

最初に紹介したAmazonダッシュボタンはプライム会員限定のサービスとなっています。
よく使うアイテムが無くなった時にボタンを押すだけで、自宅に商品が届きます。このサービス、すごいですよね。
ちなみにボタンの価格は500円ですが、ボタンでの最初の注文時に請求額から500円が差し引かれる仕組みになっているので、実質タダです。
⑨無料体験が1か月間あってお試し利用できる!
ここまで、色々なサービスを紹介してきましたが、 最後のメリットはこちら。
無料体験が1か月間あってお試し利用できる!ということ。
大体の年会費制のサービスって、1度入会してしまうとイマイチだなあと思っても、1年間は継続しないといけないような仕組みになっていることが多いですが、Amazonは違います。
とりあえず1ヶ月使ってみて、「なんか違うな…」とか「思ったよりプライムビデオがイマイチだったな…」なんてことがあれば、簡単に退会することができるのです。
これがあったので、僕もとりあえず試してみるかな、って感じで気軽に無料体験を始めてみました。もちろん無料体験期間中でも、プライムミュージックやプライムビデオ、送料無料などのサービスは正規会員と同じように利用できます。
まずは皆さんも無料会員としてお試ししてみてはいかがでしょう?
Amazonプライム会員の詳細はこちらから↓
Amazonプライム会員のデメリット
さて、ここまでは延々とAmazonプライム会員のメリットを述べてきましたが、1年使ってみて不満に思う点もいくつかあったので、デメリットについても書いていきたいと思います。
①自動更新で年会費が取られていく
当たり前ですが、特に何の通知もなく自動更新で年会費は引き落とされていきます。したがって、今年いっぱいでプライム会員を退会したい、という時には注意が必要です。また、転勤などで、長期間海外に住むことになる場合などは特に注意が必要でしょう。
②そもそも利用しないと損しかない
こちらも当たり前ですが、年会費制というサービスである以上、サービスを一度も受けなくても問答無用でお金が取られていきます。実際、あまり使っていない時期でもお金は出ていきますので注意が必要です。無料体験の段階で本当に自分にこのサービスが必要かどうかを見極めると良いでしょう。
③kindle月1冊無料本のコンテンツを充実させてほしい
メリットの所で紹介した、kindle月1冊無料サービスですが、今のところ対象タイトルは沢山あるのですが、パッとした本が少ない印象です。上記で紹介した本をはじめ、50冊くらいは読みたいなーという本が並んでいるのですが、それ以外の本は正直言ってあまり面白そうなものがありません。もう少し良いタイトルが追加されると良いのですが、無料なので、あまり強くは言えませんね。
デメリット、そんなにありませんでした
色々考えてみましたが、あまり不満な点は多くありませんでした。メリットに比べて圧倒的にデメリットの方が小さいので、現在も僕は継続してサービスを利用しています。
というか正直、これだけのサービスを受けられて、月額325円って、異常です。
間違いなくAmazonを使う方や無趣味で暇な方はプライム会員になるべきです。
まとめ
これまで、Amazonプライム会員について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
僕も当初は年会費制サービスそのものに疑問や不安がありましたが、Amazonプライム会員に関しては大満足しています。というか僕の場合は、今まで入らなかったのが大損でした。
- Amazonで沢山買い物をしている方
- 電子書籍kindleを手に入れたい方
- タブレットFireを手に入れたい方
- 暇なので映画を趣味にしたい方
- 音楽が好きでストリーミングサービスを受けたい方
- 単純にトクしたい方
これらの条件にあてはまる方は絶対にプライム会員に入るべきだといえるでしょう。
まずは1ヶ月間の無料体験期間があるので、お試ししてみてはいかがでしょうか。
合わなければ、無料で退会できるので、とりあえずは映画1本くらい見てみるのをお勧めします。
↓無料体験はこちらから↓