2018年5月4日~6日に千葉県の蘇我スポーツ公園にて開催されている都市型の春フェス「JAPANJAM2018」に参戦してきました!
JAPAN JAMは僕にとって初参戦のフェスでしたが、控えめに言っても最高のフェスでした。今回は会場までのアクセスや雰囲気、会場の様子なんかをレポートしていきたいと思います。
JAPANJAMとは
www.youtube.com会場の雰囲気やステージの様子が分かる公式の動画がYouTubeに上がっていますので参考にしてみてください。
JAPAN JAMは2010年からロッキング・オンの運営で開催されている大規模ロックフェスです。ちなみにロッキング・オンはあのロッキンも開催している音楽̪雑誌の会社です。2015年/2016年は幕張海浜公園の特設会場で開催され、名称も「JAPAN JAM BEACH」となっていましたが、2017年からは千葉県にある蘇我スポーツ公園で開催されています。
JAPANJAM2018で僕が参加した1日目の出場アーティストはこんな感じ。
基本的にはいわゆるロキノン系のバンドがメインのフェスですが、一部アイドル枠もあり、多彩なアーティストが参加しています。僕は完全にアジカン目当てで行きました。
アクセス・立地
バスツアーもありますが、基本的には電車&徒歩で会場に向かう人がほとんどでしょう。東京駅から40分ほどで到着し、更にそこからも徒歩数分で着いてしまうという立地は日本のロックフェス随一のアクセスの良さといって良いでしょう。ただし、車での参加やキャンプなどは禁止されていますので注意してください。
もちろん車が使えないので椅子などの大きな荷物を運ぶのは大変ですが、気軽に電車で行ける都市型ロックフェスというのも良いですね。
フェス自体は11時~の開始ですが、駅周辺~会場までの道のりは混雑するので大体45分くらい前に蘇我駅に着いておくのがベターです。
会場の様子・雰囲気
蘇我駅から歩いて8分ほどでフクダ電子アリーナが見えてきます。このアリーナを取り囲むように会場は展開されています。
入口付近はこんな感じ。
フクダ電子アリーナを取り囲むように飲食ブースが展開されています。食事も50店舗ほどが並んでおり、規模が大きい。
しばらく歩くとアリーナの奥に入場口が見えてきます。以前に某フェスに行ったときは、入場口が混雑して30分以上も並ばされてしまいましたが、JAPANJAMはさすがロッキング・オンが開催しているということでオペレーションも安心でした。
グッズ売り場や・クロークももちろんあります。
過去の開催年の参加アーティストがサインしたフラッグも展示してあります。
会場全体のエリアマップはこんな感じ。
3つのほぼ同じ大きさのステージと、飲食ブース、アリーナが解放されたコンパクトなエリア配置になっています。
アリーナはライブに使われる会場ではありませんが、客席が完全開放されていますので、日陰で休憩をしたり、食事を取ったりすることができます。
ゴールデンウィークとは言え、強烈な日差しがありますので、こういった日陰の休憩スペースがたくさん用意されているのは助かります。
アリーナからSUNSETステージを見下ろすとこんな感じ。ステージ側には一切日陰になるものがないので、結構日差しはキツイです。日中はかなり暑い。
同じくSUNSETステージを近くから見るとこんな感じ。この日は強風のためにステージを飾る布は展開されておらず、骨組みだけでした。液晶モニターは大きくかなり綺麗な映像です。
各エリアは基本的には芝生ですが、前方の方は写真のようにシートが敷いてあります。ちなみにJAPANJAMではダイブやサークルモッシュなどの行為は禁止されています。ダイブをしたいライブキッズの皆さんは気を付けてくださいね。
だんだん日が暮れていくとこんな感じになります。
会場自体はもともと野球場やサッカー場なので、よく見るとふつうのスポーツ公園ですね。
夕方の飲食店の様子です。お昼は結構並んでいましたが、夕方になるとかなり空いています。
JAPANJAMの良かった点
初参戦でしたが、JAPANJAMの良かった点を挙げていきます。
①抜群のアクセスの良さと立地の良さ
なんといってもアクセスは素晴らしい。東京から1時間以内で電車で行けるのは非常にありがたいです。東京~蘇我駅の電車の本数も10分に1本くらいはあるので、行き帰りの車内もそれほど混みませんでした。
ただし蘇我駅のトイレとPASMOチャージコーナーは長蛇の列です。トイレとチャージは必ず事前に済ませてから参加しましょう。
②ステージ間の移動が非常にラク
ライジングサンなんかでは歩いて10分以上掛かるステージ間移動もありますが、JAPANJAMではわずか1~2分でステージ移動が完了します。このお陰でステージ移動のために最後の数曲を聴けずに移動する、なんてことにはなりません。
ただし、ステージ間が近いということで他ステージの音が流れて来てしまいまうのは残念。MCの際なんかは、隣のステージの演奏音が普通に聞こえるので少し気が散ってしまいます。
③あまり人が多くなく、快適に過ごせる
思ったほど人は多くありません。ロッキンのような大混雑、という感じもなく、比較的快適に過ごすことができます。さすがにお昼時間の飲食コーナーは列ができますが10分ほど並べば普通に好きなものを買えました。
④椅子スペースなど休憩できる場所が充実
写真は撮り忘れましたが、アリーナをはじめとして座る場所は本当にたくさん用意されており助かります。座る場所がない!なんてことにはならないので安心です。
JAPANJAMに行く上での注意点
①日中は暑いけど、夜は震えるほど寒い
なんといっても昼と夜の気温差はかなりキツかった。昼間は25度ほどあって半袖短パンでも問題なく過ごせますが、18時を回って日が落ちてからはかなり寒くなります。
必ず長ズボンを用意しておくことと、厚手のパーカーの準備は必須です。荷物にはなりますが必ず用意しておくことをお勧めします。5月の関東とはいえ、海近くなのでかなり寒いです。
②日中の日差しはかなり強烈
夜は寒いですが、日中の日差しはかなり強烈です。4月~5月の紫外線が最も強いと言われていますので、日焼け止めの準備は必須でしょう。また帽子の準備があると良いでしょう。
③海辺なので風がかなり強い
かなり風が強いです。髪の毛はボサボサになるし、スピーカーからの音も少し流されてしまいます。また夜は風が吹くことで体感温度もかなり下がってしまいます。風を遮断できるようなマウンテンパーカーなどがあるといいでしょう。
④SUNSET/LOTUSステージでは水・お茶以外の飲み物の持ち込み禁止
写真のネットの部分にも書かれていますが、SUNSETとLOTUSステージでは水・お茶以外の飲み物が持ち込み禁止です。スタッフの人が目を光らせています。
芝生の保護のため、とのことなので仕方ありませんがビールを飲みながら音楽を聴きたい僕にとっては非常に残念でした。なおSKYステージでは持ち込みOKなので、お酒を買うときはSKYステージで聴くタイミングにしましょう。SKYステージの中にはバドワイザーやZIMAのブースがあります。
まとめ
風が強いわ、夜は寒いわで色々と気候の面で大変な部分もありましたが、JAPANJAMはお客さん思いの非常に良いフェスです!
特にアジカンのステージは最高でした。中学生の頃から聞いていた憧れのバンドを生で聴けるというのは感慨深いものがありました。リライトとソラニン、無限グライダーが最高でした。
JAPAN JAM2019の開催も公式に発表されています。気軽に参加できる都市型のフェスなので来年も機会があれば参戦したいと思います。