中小企業診断士になって良かったこと7選

令和元年付けで中小企業診断士になりました。
登録カードが届き、政府の官報にも名前が掲載されると、いよいよ中小企業診断士になったことを実感します。「経済産業大臣登録」という響きが格好良いですよね。

もちろん診断士登録はスタート地点でしかないので、これからも勉強と努力は続けていきたいと思います。

本日は、中小企業診断士になって良かったことについてまとめてみます。
合格に向けて勉強を頑張っている方のモチベーションに繋がれば嬉しいです。

1.【繋がり】社外の繋がりが圧倒的に増える


診断士活動を通して社外の方と接する機会が圧倒的に増えました。合格から半年間で名刺交換をした方は200人を軽く超えています。
実務補習で一緒になったメンバー・先生はもちろん、受験生支援活動や研究会などで診断士の同期・先輩方と交流する機会は無限にあります。

大企業の第一線で活躍している方から、弁護士や税理士など士業の方、起業して独立されている方、学生で診断士に合格した方…。
本当に多種多様な人との出会いがあります。飲み会の場でそれぞれのフィールドの話を聞けたり、お仕事の紹介を受けたり、社外に人間関係の幅が広がったことは本当に良かったと思います。

2.【可能性】自分を高める様々な環境へのアクセス権


診断士になると、研究会やプロコン塾、セミナーなど、多種多様な場へアクセスする権利を得られます。
例えば「財務の勉強会」「セミナー講師になるための教室」「診断士のためのプレゼン指南塾」などなど、自分を高めるためのフィールドは無数に広がっています。(もちろん有象無象の団体があるので、見極めは必要ですが…)
これらの環境に容易にアクセスできるようになることは診断士取得の非常に大きなメリットだと思います。

3.【錯覚資産】肩書きという錯覚資産を得られる


人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
錯覚資産についてはこちらの記事が有名ですが、「中小企業診断士」という肩書きは錯覚資産として大きく機能します。

僕はまだ20代なので、ビジネスの現場ではペーペーですが、名刺に「経済産業大臣登録 中小企業診断士」という文言が入っていることで相手にインパクトを与えられます。
相手に「なんかこの人は凄そう」と思ってもらえることで年下だからと舐められなくなりました。

4.【称賛】社内外の人から一目置かれる


難関試験に合格したことで家族、友人、同僚からお褒めの言葉をもらえたことは単純に嬉しかったです。
20代も後半になってくると、人から褒められる機会も減ってきますが、思った以上に周囲から称賛を受け驚きました。
また、会社でも3Cや4Pなどのフレームワークを用いてロジカルな資料作成することもできるようになり一目置かれるようになりました。

5.【収入】資格を活かして副業で稼げる


もちろん診断士資格を活かしての副業にも取り組めるようになりました。
「補助金申請」や「執筆」「セミナーのお手伝い」などなど、探せば色んな案件は転がっており、手を上げることでお仕事を紹介してもらえる環境があります。
本業との兼ね合いもあるので、個人差はあると思いますが、年間10万円くらいは普通に稼げるのではないでしょうか。
ちなみに弊社では資格手当は出ませんが診断士資格を取得したことで「100万円のボーナス」とか「毎月5万円支給」なんて会社も実際にあるらしく羨ましい。

6.【自信】難関の国家試験を乗り越えた自信


診断士資格を取得したことで、自分に自信がつきました。診断士としての能力やスキルはこれからもっと勉強が必要ですが、少なくとも経営やマーケティング、財務の基礎知識が身に着いたということは大きな自信になります。
本業と並行して、何か一つのことに打ち込み、結果を出せたという部分も自信になりました。

7.【キャリア】生き方の選択肢が広がる


最後に、診断士資格を取得したことで生き方の選択肢が広がったことを感じました。
これまでは、今の会社に留まるor転職という2択くらいの選択肢でしたが、診断士を活かしての異動や転職、そして独立・起業など、今までに考えられなかったキャリアを実現することもできる環境があります。
社外の繋がりが広がったことによって、生き方・働き方のロールモデルとなる人ともたくさん出会うことができる点も良いですね。

まとめ

「中小企業診断士なんて取っても意味ないよw」
みたいなことを言っている人もいますが、ざっと思いついた分でも僕にはこれだけ良かったことがありました。
人生を変えるだけの力のある資格かどうかは自分次第ですが、僕は取得する価値のある資格だと感じています。

受験生の皆さん、最後まで頑張ってください!