本日はGT RACING社製のゲーミングチェア、GT901を購入したのでレビューしていきたいと思います。
ゲーミングチェアのメーカー・種類は本当にたくさんあり、価格もスペックも様々です。今回はゲーミングチェア全般について解説しつつ、最終的に私が購入したGT901のメリット・デメリットを紹介していきます。
ゲーミングチェアって?

そもそもゲーミングチェアとは、その名の通り、e-Sports等のゲームを長時間プレイされる方向けに開発された椅子のことです。近年はe-Sportsも有名になってきており、ゲーミングチェアというジャンルも市民権を得つつあります。
では、私はゲーマーなのか?と聞かれるとそうではありません。
実は完全に仕事や勉強用途で購入しています。なぜ仕事用にゲーミングチェアなのか?その理由はゲーミングチェアの特徴にあります。
ゲーミングチェアの特徴
①包み込まれるような安定感と座り心地の良さ
まずサイズ感が普通のデスクチェアーより大きく、背もたれは頭の部分まであります。イメージとしては、クルマの運転席のような感じですね。実際にゲーミングチェアのブランドには○○RACINGという名前もあり、レーシングカーの運転席がイメージされています。座り心地が良く、長時間の作業でも疲れを感じにくいような構造になっています。
②ランバーサポートやネックピローが付いている
ゲーミングチェアの特徴の1つはランバーサポート、つまり腰当てとネックピローが付いていることです。まずはランバーサポートがあることで、背骨のS字カーブが保たれ、正しく快適な姿勢で作業をすることができます。ネックピローは首の安定に繋がり、肩こりを抑制します。
③リクライニング機能

そして多くのゲーミングチェアにはリクライニング機能が付いています。私が買ったGT901も165度までのリクライニングが可能で、作業に疲れた際は横になって休憩することができます。
このような特徴があることから、長時間の仕事・勉強でも疲労を感じにくく、快適に作業を継続することができます。
私は家で集中して作業に没頭できないタイプだったのですが、この椅子を購入してからは長時間の作業も集中してできるようになりました。作業環境への投資は間違いなく大きなリターンを得られます。
ゲーミングチェアのブランド
ゲーミングチェアには様々なブランドがあり、どれを選んでいいか悩みますよね。
私も購入前には大きな家電量販店を回って試座を繰り返しました。今回は有名どころのブランドのみ一部紹介します。
AK RACING
まずはAK RACINGです。この業界で最も有名なメーカーの1つと言ってもよく、大型の家電量販店でも頻繁に見かけます。
DX RACER
DX RACERはAK RACINGと双璧をなすトップメーカー。こちらも家電量販店で見かけることが多いです。
Bauhutte(バウヒュッテ)
Bauhutteはこの業界に珍しく日本のメーカーです。日本で商品企画されているだけあり、日本人の体形に合ったチェアを開発しています。
GT RACINGとは
そんな有名ブランドたちを差し置いて、私が購入したのはGT RACINGというブランドのゲーミングチェアです。正直言って、上記のブランドほど知名度は高くありませんし、ネット限定販売なので試座をすることもできません。
では、なぜ私がこのブランドを購入したかというと、それは「価格の安さ」が最大の理由です。
上記の有名ブランドから選ぶとすると、最も安い製品で最低3万円くらいは掛かってしまいます。しかしながらGT RACINGは中華系の安いブランドということもあって、半額の16,000円程度からラインナップが用意されています。
そして、価格の割にはネット上でのレビューも好意的なコメントが多かったので、今回チョイスしてみました。
さすがにチェアに3万円以上を出すのは厳しいので、初めてのゲーミングチェア購入ということもあり、失敗したら失敗したでまぁいいや、くらいの勢いで買いました。
GT901について

私がチョイスしたのは、GT901という黒色のチェアです。
ゲーム配信をするような方やYouTuberなら、赤や青といった派手な椅子も良いのですが、部屋のテイストや用途を考えて、ベーシックな黒色をチョイスしました。
そして、このGT901の特徴は、オットマン(足置き)が付いていること。

オットマンが付いていることによって、リクライニングした時に完全に横になって画面やテレビを見ることができます(笑)。
もちろん使用しない時は収納でき、通常のチェアとして使用ができます。
別メーカーのチェアを試座した時、オットマンの快適さに惚れてしまい選びました。値段は少し高くなってしまいますが、作業以外にリラックスにも使えるので満足しています。
座り心地

肝心の座り心地ですが、十分良いです。
確かに試座で座った5万円台の有名ブランドのものと比較すると劣る部分もありますが、この価格でこの座り心地なら十分だと感じました。
というか、僕はその座り心地の微妙な差を埋めるために、プラスで3万円くらいを払う価値を感じませんでした。
23,800円という価格は、ゲーミングチェアとしては最廉価のクラスですが、これまで座っていた5千円以下のチェアと比べると雲泥の差です。何時間でも座っていられます。試座できないことがGT RACINGのネックの1つでしたが、結果として十分満足できる座り心地です。
メリット
①価格が安い
なんと言ってもこれに尽きます。低価格かつ高コスパ。十分な使用感です。価格が安いといっても、他のゲーミングチェアと比較してという観点であり、普通の数千円台のオフィスチェアとは雲泥の差です。
②ランバーサポートとネックピローが良い
ゲーミングチェアの特徴である、ランバーサポートとネックピロー。やはり作業しているときの疲労感が全然違います。肩も凝らず、長時間の作業も能率が大きく上がります。
③オットマンが良い
繰り返しになりますが、格納できるオットマンを出して、横になりながらアニメとかを見るのは最高です(笑)
デメリット
①肘置きの間隔がやや広く、左右可動しない
肘置きの間隔がやや広いです。体格の大きい人なら気にならないと思いますが、私はやや広いように思います。もちろん間隔が広いことで、ゆったりとあぐらで座れるというメリットもありますが。左右可動して調整できると良いのですが。
②中華系メーカーだけあって、開封時にやや汚れている

これは仕方ない面だと思いますが、開封時、結構錆びやホコリのようなものが製品に付着していました。拭き取れば問題ない範囲ではありましたが、やはり日本製とは違いますね。あとはやっぱりネジが入りづらかったりと品質面は少し微妙でした。組み立て終われば全く気になりませんが。
実際に感じたデメリットはこれくらいで、それ以外は本当に満足でした。
ゲームをされる方はもちろん、資格試験の勉強や仕事などの作業をされる方にもおすすめです。
まとめ
ゲーミングチェア、少し値段は高いですが、本当におすすめです。人生が捗ります。私は自宅に快適な作業環境を構築することは自己投資の一つだと思っています。快適な環境で仕事や勉強に集中し、数年後にリターンがあれば十分ですよね。皆さんも是非ゲーミングチェアの購入を考えてみては?